グアナフアトの街はメキシコ中央部の標高2000mの山間に位置する。 色彩豊かなかつての古都は銀鉱山の富によって栄え、往時の繁栄を物語る建築物が残る。 また地下には、迷路ような道がはりめぐらされ、世界でも珍しい都市構造を持つ。 その鮮やかな色彩に、高精細8Kカメラで迫る特別編。 色彩あふれる 銀が生んだ街 すり鉢のような形をしている街の家々は、実にカラフル!その訳は銀鉱山が下火になり、鉱山主の邸宅の城壁のような壁だけが残ったこと。その後小分けにされ、市民の住宅が建てられた際に同じ壁を共有、境をはっきりさせるため、色を塗り分けたのだった。 街を守った地下迷路 家々が密集する街の下には、迷路のような地下道がはりめぐらされている。 交差点やバス停まであり、住人たちは車での移動は地下道を使い、地上と行き来する。 この地下道のおかげで広い車道を地上に作る必要がなく、昔の街並みが残された。 独立運動の舞台 銀鉱山での採掘作業は危険と隣り合わせで、命を落とす人も多かった。不満を持った先住民やメキシコ生まれのスペイン人らが1810年に反乱を起こし、グアナフアトはスペイン軍との戦いの舞台となった。この反乱がきっかけとなり1821年メキシコは独立した。